妊娠・出産雑記
投稿日 : 2020年11月12日

私とピルと、ときどき生理

私とピルと、ときどき生理の画像

こんにちわ、エンジニア婦人(@naho_osada)です。
新卒入社した会社を出産のために退職し、産後再就職した後に二人目を妊娠、育休を取得しました。現在はフリーランスのPHPエンジニアとして活動しています。
5歳と3歳の子(2021年1月時点)を持つ2児の母です。

今回はタイトルにもある、多くの女性にとって避けて通ることはできない生理、そしてそれと一対の関係にあるピルについての体験談です。

※前提:~20歳頃まで虚弱、栄養状態いまいちだったと思われます

このストーリーが、ピルについて理解を深めたい方、ピルの服用を検討している方、パートナーがピルを服用しているからどんな感じが知りたい方などの参考になれば幸いです。

ピルとの出会いは15歳頃(2003年?)

私は初潮が14歳頃で比較的遅い方でした。しかし始まってしばらくで割と早い段階でピルのお世話になることになります。

理由は生理痛もひどく、(恐らく)PMSもあり、更にひどい不順だったこと。食べられないことによる(※拒食症ではない)低体重、冷え性、悪いところを挙げればきりがない。生理痛なんて信じられない親(※余談参照)が産婦人科に連れていくこと数回、先生から「飲んでみる?」と言われたことが始まりです。

この年頃で生理痛がある、生理不順だといっても、大抵は体が未成熟だからだろう、様子を見ようとなると思います。

が、毎回具合が悪くなって寝込む私に親がしびれを切らした結果なのか…(※当時の私は欠席が多く、進級が危ぶまれるレベルでしたので、毎月毎月追加で休まれては困る、といったところでしょうか)

お薬はヤーズ(フレックス)でした。

薬の副作用

頭痛、吐き気などなど薬の飲み始めで出るので、あまりに辛かったら相談するように言われました。

当時虚弱とも言っていい状態だった私(※今は違います)。
日常的にそんな状態なので気にならなかったのか、はたまた副作用がとても軽かったのか。ここは十人いれば十人とも違う反応だと思います。

※ピルを飲んで出ていると思われる副作用は我慢しないでください。整理を楽にするために飲んでいる薬なので、その我慢は全く意味のない我慢です。

ピルを服用していた中高生時代(~18歳)

ピルは(なるべく)同じ時間に服用するルールがあります。1日飲み忘れるくらいならセーフですが、2日連続で忘れるとリセット、休薬して次のサイクルへ回さなければなりません。基本は28日1シートです。
休薬期間に「消退出血」と言われる生理上の出血が起こります。

消退出血期間中は痛みもかなり軽減されると言いますが、当時はそれでもかなり痛かった。理由は簡単、ストレスマッハの学生&家庭生活だったから、です。当時を振り返っても自分ではどうにもできなかったと思います。
先生にストレスなくすように言われても、残念ながら減らすことも難しかったし、なくなるわけもなかった。病院で痛み止めも一緒にもらっていました。

飲んでいる間、必ず避けられたのは「生理不順」。いつ来るか大体わかるのでそれを頭に入れて生活できることにとても助けられました。
あとは飲み続けることで生理日を遅らせる方法もよく使いました。
中間期末、受験シーズンには大変お世話になりました。薬を使って体調が悪くならないようにする。早く来させることもできるのですが、私はほぼできなかったので(消退出血が来ない)9割が遅らせる方式でした。

そのため、飲み忘れて強制休薬になったときなどはそわそわしていました。いつ来るかわからない、血の海ができてしまうかもしれない、お腹痛くなるかも…(飲んでいなくて生理不順だと毎月こうなります。)

薬の副作用はなく飲み続けること年単位、18歳の大学受験成功を機に飲むのを一度やめます。理由は面倒になったし、お金もかかる、あとはちょっと体が成長したので大丈夫になってるんじゃない?と思ったから。

ピルが人生のパートナーになる(~24歳)

でも生理不順自体もひどい(平気で半年来ない!)、来たらきたで痛い、と全くだめダメだったので、再び飲み始める日々が始まりました。この頃から虚弱体質は終わりを告げていたのに…。

成人過ぎたくらいからはずっとマーベロンを服用していたかなと思います。ヤーズにしてもマーベロンにしても副作用らしい副作用は特にありませんでした。

大学卒業、就職活動を経て黒っぽい企業に勤め、ストレスはそれなりにあって、やっぱり毎月お腹が痛い日々。生活の質?なにそれ状態です。

かといって飲むのをやめると痛みが大きくなるかもしれない。それに生理不順そのものが「いつ痛いのが来るのかわからない」とかなりのストレスになっていたのでそれもやめる気を削いでいました。

もう一つの生粋の生理不順としては、彼氏がいる時期は「妊娠したかも!?」ストレスを抱えなくていいのも楽です。
ただこれは避妊しなくていいという話ではもちろんありません。
生理不順だと本当に周期的に来ない、下手すると半年以上平気で来ないので、(結婚しているなど、自分の置かれた立場として)妊娠してもいい状態でなければたとえ避妊をしていてももしかしたら…いやでも…というストレスとずっと向き合わなければならない。対し、ピルを飲んでいれば周期が固定されるので、休薬期間に消退出血が来ない場合はすぐに疑うことができます(幸い疑うことは一度もありませんでした)。

大学卒業後は特に検査もせず、薬を服用していました。この時点で、既にピルは生きていく上でのパートナーでした。

結婚後、ピルの服用をやめるまで(~26歳)

年頃になって結婚しました。結婚しても変わらず服用していました。

しかし…結婚したら子供どうする?問題になりますね。ピルを飲んでいる間は妊娠できません。排卵抑制しているのでまず無理です。

ここにきてようやく、ピルを飲むのをやめました。26歳のときです。

※長くピルを飲み続けていたので通常に戻るのにはとても時間がかかります。

第一子出産後、ピルは飲まなかった(~28歳)

産後は母乳育児と、第二子も考えていたので薬は飲まないことに決めました。

産後半年くらいだったかな(曖昧)で久々に本物の生理、月経とご対面です。

そしてここで初めて知りました。

私、今まで生きてきた中で「本当の排卵があった生理」は、なかった。

第一子妊娠したとき、排卵と思われるときに体がとてもしんどかったけど、あれが排卵期の体調不良で、産後に来た何回目かの月経が恐らく排卵込みの、本物の生理。

大体排卵していない生理は「無排卵月経」と言って区別します。無排卵だとそこまで痛くないらしいです。ピルを飲んでいるときにおこる消退出血も強制無排卵月経になるわけだけど、それでも痛いじゃん、何言ってんのと思ってましたが、本物の生理はそんな生ぬるいものじゃなかった。

…どれだけ未発達だったんだろう。虚弱だったのは誰のせいでもないし、(ちょっとは自分のせいかなとも思うけれど)子供時代のことは責めるまい。ちょっと自分が可哀想になりました。

産後開始した生理は母乳で血液消費して生理で血液消費してどれだけ血を使ったらいいんだ、しかもとにかく痛い。女体限定に何をそんなにいじめてるのかと思いました。

生粋の生理不順は完全には治りませんでした。それでも1か月半くらいで来るようになりました。半年来なかった頃に比べればかなりの進歩です。
※産後は生理不順になりがちなので、それを差し引いてもかなりいいペースでした。

第二子出産後、もう一度人生のパートナーになってもらう(29歳~)

なんやかんやとありまして、もう一度出産しました。

生理は産後1か月で復活しました。母乳をほとんどあげていなかったからか、とても早い復活でした(二人目母乳は色々無理でした…上の子の赤ちゃん帰りと、保育園入園予定がありました)。

子どもは二人まで、と夫婦で決めていたこともあり、ここでピルを再開します。

ピルは月経一日目から飲むので、来たその日に産婦人科へ飛びました。もうあんな痛い思いは絶対にしたくない、もう妊娠予定もないから構わない、と。

再開したこのときはマーベロン(28)でした。副作用は多少ありましたが、普通に生活できるし3日で消える程度でした。

※現在フリーランスで活動するにあたっても、本当に人生のパートナーです。とても助けられています。

血栓症予備軍と休薬中の不調(31歳~)

ピルを飲んでいる人は年1回は血液検査をして、血栓症その他の心配がないかチェックする必要があります。このときまで年1回検査した覚えがなかったのですが、法律が変わったのか、年齢があがったからか。

いずれにせよ、検査でひっかかりました。血栓症予備軍。

あとこの頃から、休薬期間の後半の頭痛が増えました。起き上がれなくなることもしばしば。これまではありませんでした。またはあったのだけれど軽すぎて気づいていなかったのか…
初めは風邪?それとも疲れ?実は眠れていない?と思っていましたがあまりにも頻度が多いことと、この頭痛は全部休薬期間中に起きていること、日常生活に明らかに支障をきたしているので医師に相談しました。

そこで「薬を変えたら数値がよくなるかもしれないし、飲み続ければ頭痛が収まる可能性があるから」ということでマーベロン(28)からヤーズ(フレックス)に変わりました。現在、ヤーズは4日休薬方式ではなく、最大120日飲み続ける方式で服用しています。お久しぶりですヤーズさん。

その後、頭痛はなくなりました。
ヤーズに切り替えて休薬期間がほとんどなくなったこと、そもそもの休薬期間が7日から4日になったことが影響していると思います。休薬期間中のホルモンバランスのせいで頭痛が起きていたのだろうということです。

血栓症については薬を切り替えた上で水を多めに飲む、こまめに動く生活改善をしつつ、数値はギリギリ。まだ飲み続けられています。

血栓症予備軍は正直なところピルのせいなのか、自分の生活習慣のせいなのか、体質なのか微妙なところですね。

近未来に起こる怖いこと

ピルの上限年齢は40歳くらいらしいので、もうしばらくでリミットを迎えます。血栓症予備軍なのでもう少し早まってしまうかもしれない。そのときどうしよう。何か方法はあるはずなので、また医師と相談です。
ピル(ヤーズ)はいつまでパートナーでいてくれるかな。

今度は更年期に向けて何やらしなければならない時期になる。女の一生って大変だなと常々思います。

余談

ピルとは直接は無関係のお話です。

母親が生理について無頓着すぎた

私の母親は(羨ましいことに?)生理痛というものを体験したことがない人です。

時期柄、まだ生理痛についてそこまで広まっていなかったからなのか、初めからずっと

  • 「そんな痛いわけない」
  • 「さぼってる」
  • 「そんなに眠くなるのはおかしい」

と散々に言われたものです。痛いけど我慢しなければならないのか?倒れそうなくらい眠くなるのはおかしいのか?と悶々としました。

しかしある日突然、理解が深まったようです。生理ならしょうがないね!といった反応が増えました(全く文句を言われないわけではなく、頻度が減りました)

周りの友達から聞いたのでしょう。娘の言うことは全く信じないのに他人の言うことは聞くんだなと、不信感が増大した経験です。

私はそもそも「痛みを知っている側」というのもありますが、娘には同じ思いをさせたくないなと常々思います。

…ただ、「生理痛がない」人ではあったようですが、もしかしたらPMSの症状はあったのではないか、と思います。
妙にイライラしていたり、やや過眠になってる時期があったような気がするんです。それがその周期ともし当たっているのであれば…医者嫌いもあるのでこれは普通だと思い込んでいた(思い込ませていた?)か、単純に自分の体にそこまで興味がない人だったのかもしれません。