保育園育児雑記
更新日 : 2023年7月3日
投稿日 : 2022年4月4日

保育園の年長クラス役員を務めた所感

保育園の年長クラス役員を務めた所感の画像

一年間、年長クラス役員を務め、先日引継ぎも完了しました。

コロナに、園側に振り回されて大変なことも多くありましたが、終わってみれば達成感も多かったなと思います(特に私のような、日々積極的に外界と関わらない人にとってはありがたい経験だったかなと)。

年長クラス役員とは

「年長の卒園児のために色々やる」係です。保護者会、PTAとは別組織です。保護者会は園全体のことを色々担いますが、こちらは「年長児の卒園のため」だけに動きます。

担った役割

こちらでも触れていますが(保育園のクラス役員作業を少しデジタル化した話)、私は書類作成担当でした。担当者は5名。他は会計係、買い出し係、謝辞&目録係などにざっくりと分かれていました。

おたより作成はもちろん、引継ぎ資料も作りました。代わりに物理的な買い出しは全くやっていません。他の方にお任せしました。

やってよかったこと

  1. 仕事では使わない、世の中の便利ツールを知った
  2. 卒園式で(親が)ひとりぼっちにならなかった
  3. 好ましくない出来事に対して過剰反応しないように注意するようになった

の3点です。

世の中の便利ツールを知った

Googleのスプレッドシートやスライドなどは元々使っていたこともあってよく知っています(Google神に助けられました本当)。それ以外では「公式INE」と「忍者ブログ(パスワード付ブログ)」を調査の結果採用しました。

あとは採用しなかったけれど調べたことも、それぞれのツールの良さやできないことを知る機会になりました。

メールマガジンやパスワードブログなどのおたよりに頼らない一斉連絡方法はもちろん、会費が物理集金になってしまう理由を調べて知ったことも、知識と経験の蓄積になりました。

時代もあって、LINEには本当に助けられたな…と思います。

卒園式で(親が)ひとりぼっちにならなかった

保育園の親はそれぞれが仕事を持っていることが前提で、それぞれが多忙です。

家が近所だったり、特別何かをしようとしなければ、顔見知りはあっても話せる人がいないことにもなりがち…

それが「クラス役員」という共通のメンバーだったことで会えば話をする仲にはなっていました。
卒園式の後も少し親同士が話ができました。これは役員をやっていなかったらまずなかったことだと思います。貴重な思い出です。

好ましくない出来事に対して過剰反応しないように注意するようになった

これはこの役員を通じて私自身が成長した話でもありますが、

「え、そんなことするの?っていうかなんで先に言わないの!?」

と思うようなことに対して、

「ああ…まあ、そういうこともあるわよね…」

と生暖かい感情で受け流すことができるようになってきました。

具体的に「っていうかなんで先に言わないの!?」事案は

  • Aと言っていたことが、次に聞いたらBと言っている
  • 園から卒園アルバム予算を集金してください(?)と依頼を出しておきながら、なかなか集金額が決まらない(集金予定日より2カ月ほど遅れた)
  • 「代金は立替方式で」と言っていたのに、店から請求書をもらってきてこちらに渡してきた(立て替えてないし)

など、まあ園絡みと金絡みが多かったです。

元々、道理に合わないことに腹を立てがちだったのですが、これはいちいち怒っていたらキリがないぞ、と。

相手組織(ここでは園)の行動はこちらから制御も予測もできないし、言ったところで成果は得られません。やんわりと伝えることもありましたけど…(他の方がやってくれた)

年明けの後半戦は何かあってもいちいち文句も言わないようにして、割と生暖かい目で見ていました。「ウケるんですけど、何それ!」ってネタにしてる気持ちです。怒りは感じていない状態です。

感情コントロールの一種だと思うので、これはいい経験だったかなと今となっては思います。当時は本当わけわからなくて大変でしたけども…

卒園アルバムの制作費用が卒園式直前まで決まらない、〆ができないなんて誰が予想しますか。会計担当の方は本当に大変だったんだよ…

大変だったこと

複数団体があるとその調整が難しい、スムーズにいかなくて面倒!ということを感じました。思い出したともいいます。先に述べた「物事の順序として、人に物を頼むときにそれはないでしょう」みたいなことが大変でした。

ここでいう複数団体は「保育園」と「クラス役員」の2つですが、保育園から聞いたことが後になって違って振り回されることが多々。あとは見えないあいつ、「コロナ」ですね、こちら団体ではありませんけれど、こちらにも卒園式間際でかなり振り回されました。
まさか(発生当初でもないのに)保護者一名参加になってしまうなんて…

規模が小さい団体で一度やっておいてよかった

今回は保育園で保護者活動を行ってきました。

年長クラスが1クラスの小規模園でしたので、一度こういった「自分の思う通りにはまずならない活動」を経験しておいてよかったと思います。対処法を「感覚で」学べた感じがあります。特に生暖かい目で見ておく、いちいち怒らないこと。

小学校規模で初めてPTAなんとやらを経験していたらもっとストレスがたまることも多かったでしょう(実は既にPTA絡みは胃が痛いです)。

一度規模が小さいところでやって処世術?を学ぶことができて本当に良かったと思います。

もし機会があったら、規模が小さいうちに一度経験しておくと何かといいかもしれません。

終わってみれば達成感も多いものでした。

 

 

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