microbitを2台使って、離れた場所に置いたmicrobit(A)からPCにつなげたmicrobit(B)で温度情報を受け取り、リアルタイムでその温度をグラフ表示するプログラム。
そのときに使うツールが「TfabGraph」。
これとPCに接続したmicrobit(B)がうまく連携できずにTfabGraphでグラフが描けないときの対処法です。
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目次
TFabGraphとは
microbitで計測した温度をリアルタイムでWeb上のグラフに描画してくれる無料ツールです。
詳細は公式サイトを参照してください。
TFabGraphがmicrobitを認識しないトラブルシューティング
microbitのプログラムを書いて、接続もばっちり!
あとは無線通信で受信できたら温度を表示するだけ…と思ったけど、待ってもまっても一向にグラフが描画されない。
そんなときは
- microbitを一度物理切断
- microbitのプログラムを書いているページを閉じる
- TfabGraphのページだけにして再接続
- しばらくするとグラフの描画開始
です。
ちなみにTFabGraphの画面で「デバイスを接続する」とありまして、Microbitを接続後に「デバイスを接続する」ボタンを押すと思いますが、これが「デバイスを接続する」のままであれば接続できていません。

microbitを一度物理切断
まずはPCに接続しているmicrobitのケーブルを抜きます。念のため「デバイスを解除する」処理をするのがいいですね。
microbitのプログラムを書いているページを閉じる
もしグラフ描画のプログラムを書いているmicrobitのページがあったら、それを閉じます。
開いたままだと次にmicrobitを接続したときに自動でベア設定をしてしまうかもしれません。
TFabGraphのページだけ開いて再接続
プログラムを書いているページを閉じたら、TFabGraphのページ「だけ」を開きます。
それからmicrobit(B)をパソコンにつなげて、「デバイスを接続する」を押してください。
…どうでしょうか、ボタンは「デバイスを切断する」に変わったでしょうか?
「デバイスを切断する」ボタンが出たら、microbitが正常に接続されている証拠です。
時間を置いてみて
しばらくそのままにしておくとグラフの描画が始まります。
※描画までの時間はmicrobitに指定した信号の送信間隔によります。
原因は複数のベア設定かも
microbitのプログラムを書いて、そのまま連携しようとすると発生する現象のような気がします。
ベア設定されるものが複数あると両方にひっぱられて(ここでは先に接続したmicrobitプログラム側にベア設定を引っ張られて?)TfabGraph側で新たにベア設定ができず、結果として描画がうまく行かなくなるのだと思われます。
microbit同士が接続できているかも要確認
ここではTFabGraphのベア設定について書いていましたが、そもそもグラフに描画されないときにはベア設定だけでなく、microbit同士がBluetooth通信できているかどうかも要確認事項です。
問題の原因を切り分けるために、こちらも確認しておきましょう。
通信できているか確認するために、初めはmicrobit(A)に「信号を送信したらLEDを点灯させる」、microbit(B)に「信号を受信したらLEDで温度を表示する」などを入れておくと目視で確認できますね。
microbit同士の通信は問題がないと確証も取っておくとスムーズですよ。
まとめ
MicrobitとTFabGraphが接続できない問題が発生したときのトラブルシューティングを書きました。
もしTfabGraphが認識しないなと思ったら
- microbitとPCの接続を物理解除して
- microbitのプログラムを書く画面を閉じて
- microbitとPCをもう一度接続して
- TfabGraphとの接続
してみてください。
microbit同士の疎通確認も忘れずに。
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