こんにちわ、PHPエンジニアのエンジニア婦人(@naho_osada)です。
PHPエンジニアとして9年~の経験があります。
先日、Laravelで開発した「WebHome」と「みんなのきょうのごはん」をリリースしました。
自分だけでフレームワークを使ったシステムを公開するのは初めてだったため、色々調べてのリリースとなりました。
今回は「LaravelをGitHubを使用してさくらのレンタルサーバーで公開する」手順を書いていきます。
使用するツール
- GitHub
- Terminal
- さくらのコントロールパネル
※ここではデータベースを使用するシステムを使っていないため、データベースの公開手順は含みません。
GitHubにLaravelソースをpushする
初めからGitHubを使って開発し、masterブランチに全データあるよ!という方は問題ありません。
これがない場合、まずはGitHubにソースを登録しておきます。
参考
GitHubそのものの登録方法やソースの登録方法、その他使い方は検索するとたくさん出てきます。
など。
さくらのサーバーにSSH接続する
Tera Term等を使って、さくらのサーバーにログインします。好きなものでいいと思います。
SSHで接続します(パスワードはFTP接続のパスワードです。)
初期は自分の初期場所にいると思いますが、(/home/アカウント名)念のため現在地を確認します。
pwd
「/home/アカウント名」になっていない場合は移動します。
移動したらgit cloneコマンドを実行します。
べたPHPの時は公開領域(さくらの場合はwwwの中)に設置しますが、フレームワークの場合はwwwの中にすべてを設置しません。
git clone https://GitHubアカウントの指定URL
GitHubアカウントのURLは公開したいソースの「Clone or Download」をクリックすると該当のURL(またはSSH)があります。
フォルダ名はGitHubに登録しているリポジトリ名称になります。公開時に不都合があれば名称を変更しておきます。
vendorディレクトリを構築する
LaravelではvendorソースはGit管理外にすることが通常です。理由は重たいから。
そのため、公開サーバーにGitHubから入れた後、vendorディレクトリを構築します。
レンタルサーバーにComposerをインストールする
Composerを使っていれていきます。
プロジェクトディレクトリへ移動。
その後、composerインストールを実行します。
cd Laravelのプロジェクトディレクトリ
curl -sS https://getcomposer.org/installer | php
php composer.phar
php composer.phar install
これでvendorディレクトリが入ります。
.envファイルを生成する
重要な設定が含まれる.envファイルはGit管理をしません(している方は即刻削除してください。危険)。
そのため、.envファイルを手動で生成します。
開発で使用していたデータを、公開用に設定し直してアップロードです。
Terminal開いているので、vimで作ってもいいですね。場所は開発と同じ、Laravelディレクトリの直下です。
公開領域にpublicフォルダの中身を移動する
公開領域に必要なファイルを移動します。
Laravelのpublicディレクトリの中身を、公開領域に移動します。
URLが
https://xxxx.xxx/Laravelディレクトリ名/
になります。
URL直下に公開したい場合はディレクトリ名は不要です。または.htaccessを修正かな。
cd /home/アカウント名/www ※さくらの場合
mkdir 公開ディレクトリ名
cp -r /home/アカウント名/Laravelプロジェクト名/public/*/. /home/アカウント名/www/公開ディレクトリ名
隠しファイルのコピーを忘れずに!(.htaccessがコピーできていなくてはまった人)
index.phpのパスを修正
コピーしたindex.phpのパスを修正します。
require __DIR__.'/../vendor/autoload.php';
$app = require_once __DIR__.'/../bootstrap/app.php';
このままだと、ファイルがなくてrequireできません。エラーになります。
これを「/home/アカウント名/Laravelプロジェクト名」の場所になるように修正します。
cd /home/アカウント名/www/公開ディレクトリ名 ※さくらの場合
vim index.php
「I」キーを押して追加編集モード
require __DIR__.'/../../Laravelプロジェクト名/vendor/autoload.php';
$app = require_once __DIR__.'/../../Laravelプロジェクト名/bootstrap/app.php';
「ESC」キーを押して編集を終了して、
:wq
再度vimで開いて、修正した通りになっていればOKです。
アクセスしてみる
正常に表示されれば完了です!
まとめ
- ソースをGitHubにあげておく
- 公開サーバーのhome(公開領域外)にgit cloneする
- composerを入れてvendorを再構築する
- .envを作る
- (データベースがある場合はテーブルの作成など)
- publicディレクトリを公開領域のディレクトリへ移動、隠しファイルを忘れずに(/www/URLにしたいディレクトリ名称/)
- index.phpのパスを修正
参考
Laravelをさくらインターネットのレンタルサーバにデプロイ・アップロードする方法をまとめてみた
以上です。
参考になれば幸いです(‘ω’)ノ
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