こんにちわ、PHPエンジニアのエンジニア婦人(@naho_osada)です。
PHPエンジニアとして9年~の経験があります。
2018年11月24日、静岡県静岡市にてCSS Nite SHIZUOKA vol.7が開催されました。
勉強会自体が初参加。その感想を書いていきます。
※勉強会でやった内容についての詳細は触れません。
CSS Nite SHIZUOKA vol.7についてはこちら
勉強会の内容(簡潔に)
AIとは、「人工知能」のことです。
最近AIはよく聞くけれど、一体どうやっているの?どうすればいいの?
という話です。
私的な強引要約として、
- 人工知能は怖くない、とりあえず気軽にやってみればいい
- 仕事はなくならない、寧ろ増える(※技術者的に、AIを使う側になればいい)
- 人間にできないことはAIにもできない(発表者格言)
の3つとなります。
人工知能は怖くない
最近、
- OK, Google
- Siri
- アレクサ
などの広告を目にするようになり、AIが非常に身近になりました。
そうでなくても家電から何まで入っています。
- これらが便利すぎて、人間はAIに負けてしまうのではないか。
- AIを何らかの形で実装するにはすごく高度な技術が必要?
- あとはよくわからなくてなんだか怖い。
という3点がありました。
人間がAIに負ける?
これは、はっきりと「NO」と言えます。
AIはその学習された情報量から最適と思われる解を提案しますが、絶対解ではありません。
最終的な判断を下すのは人間です。
Adobe XDでは写真に映っている人を綺麗に消してしまうなど、本来なら〇時間かかる作業をAIが「こんな感じですかね?」と数分で処理してしまう。
プロにしかできなかった作業が、素人でも「それなり」にできてしまうようになります。プロの方にとっては「まずやらなければいけない下準備」をAIがいい感じにやっておいてくれる、というイメージ。
あくまで体のいいアシスタントですね。
なので、人間がAIに負けることはありません。
考えるのをやめた人間は負けるかもしれませんね。
AIを実装するのは大変?
これには2つ解があって、「Google / Microsoft / Amazonなどの大手APIを使って試すのは簡単」ですが、「イチから自分で実装を考えて組むと非常に大変」です。
大手のAPIを使う
指定回数までは無料、それ以上は有料という形ですが、個人で少し試す分には無料でできると言って良いでしょう。
これを使うとそれなりにできる人は休みの日に組めてどんな感じか見れてしまうので、手軽に試せると言えます。
※2018年11月25日現在、私はまだ試していません。試行したらまたその感想を記述したいと思います。
イチから実装する
こちらは非常に泥臭い作業があります。
まず、AIにさせたい目的を明確にし、それを達成するにはどういうデータ構造やカテゴリ、タグをもって、どういう結果を出したいのか。それを考えるところから始まります。
膨大な量のデータが必要になるのは想像に難くないですね。そのデータを用意し、最適解を教え、AIが間違った回答を出して来たら修正し…の繰り返しをします。ひたすら学習させます。
データ構造が間違っていたら当然正答率は劣りますから、そのAIは使い物になりません。
泥臭い地道な作業が続いていって、初めて実装可能なものになる…
人間の代わりなんてそうそうできるわけがない、ということですね。
よくわからなくてなんだか怖い?
上記2点がわかってしまえば、私はわからないどころか可愛いとすら感じてしまいました。
知らないから怖い、ただそれだけのことでした。
AIはあくまでアシスタント
現時点では、AIが完全に人間の代わりをすることなどできなません。最終的な判断を下すのは人間です。
人間にできないことは、AIにもできないのです。なぜなら設計ができないから。
設計できない時点で、AIにできるわけがない。
よって、AIはアシスタントです。
今後、どうやってAIと付き合っていったらいいか?それは各々が考えることだと思います。
勉強会を受けて、どう変わったか
以下は勉強会に参加した私の感想です。
AIを試してみて、実装できそうならこのサイトにお問い合わせbotを作りたいと思いました。
お問い合わせフォームは散々作ってきたので若干飽きた感じがします(←
なので、簡単なお問い合わせはbotと会話してできたら面白いかな?と思った次第です。
次点、おすすめ記事botでしょうか。Wordpressのおすすめ記事プラグインもありますが、なんだかよくわからない基準で選定されるので、あまり参考になりませんでした。データが足りないからかな?
それから、AIに対して感じていた「よくわからなくて怖い」がなくなりました。「可愛い」になりました。
その後に家電屋に行く用事があって、よくよく見てみたら、最新洗濯機にもAI搭載されているんですね。効率よく汚れを洗濯してくれる機能があるそうです。
AI勉強会に行ったから、これを作った開発者の方は汚れ落とし成功パターンを何回もこの洗濯AIに教え込んだんだろうな…と思い浮かべてしまいました。地道な努力がこの裏にあったんだろうと。
いずれにせよ、まずは自分でやってみようと思いました。
次の勉強会は?
そうはいっても幼児がいるので、コンスタントに参加するのは非常に難しいです。またうまく機会調整ができたら、どこかの勉強会に参加したいと思います。
勉強会に参加しに来る人は例外なくその系統への意識が高い人。刺激を十分に受けることができます。
勉強会の後の懇親会もとても楽しかったです。
どうしても質問返しができなくて話を聞くだけに回ってしまい、その結果会話が止まってしまうので、それをどうにかするのが私の課題です。
最後に
人間って、すごいよね。
実はとても複雑なことを、同時進行でやってしまうんだから。