開発環境LAMPHyper-V
更新日 : 2020年9月1日
投稿日 : 2020年6月26日

Hyper-V LAMP環境を構築-2-1.Apacheを入れよう

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こんにちわ、PHPエンジニアのエンジニア婦人(@naho_osada)です。
PHPエンジニアとして9年~の経験があります。

前回は仮想マシン構築後、事前準備をしました

ここからはウェブサーバーとして機能できるように、色々インストールしていきます。今回はApacheを導入します。

仮想開発環境を構築シリーズ
1 Hyper-Vで仮想マシンを作ろう
2-0 事前準備をしよう
2-1 Apacheを入れよう
2-2 PHPを入れよう
2-3 MariaDBとphpMyAdminを入れよう
3 Laravelをインストールしよう
4 Xdebugを設定しよう
5 Eclipseでデバッグしよう

Apacheをインストールする

事前準備ができたところで、いよいよApacheをインストールします。Tera Termなどを入れた場合は、そこからアクセスして操作します。

sudo yum install httpd

ファイアウォールの設定

完了したら、ファイアウォールの設定をします。
httpを有効化します。
公開するサーバーではhttpsも有効化しますが、ここでは仮想マシン開発用なのでhttpのみです。

sudo firewall-cmd --add-service=http --zone=public --permanent
# httpsはこちら
sudo firewall-cmd --add-service=https --zone=public --permanent

設定が完了したら、ファイアウォールを再起動します。

systemctl restart firewalld

これでサーバーにhttp接続が許可されました。

http接続の確認

http接続ができるようになったか確認してみます。
apacheを起動させます。サーバー起動と同時にApacheを有効にする設定も入れておきます。

systemctl start httpd

# サーバー起動と同時にApacheを有効にする
systemctl enable httpd

起動できたら、さっそくブラウザからIPで接続してみます。

Apacheの初期画面

初期画面が表示されます。

公開領域の所有者の変更

Apacheの公開領域は特別設定しなければ/var/www/htmlとなります。apacheはsudoコマンドで入れたため、所有者はrootになります。

rootのままだとユーザーはもちろん、Apache(PHPプログラムなどの実行者)も公開領域に書き込みできません。そのため、所有者とグループを変更します。

cd /var/www
ls -la
#/var/wwwにあるディレクトリと所有者の一覧が表示される

sudo chown apache:ユーザー名 html
sudo chmod 0775 html
wwwディレクトリの中身(一例)

所有者をapache、グループをユーザーにすることでapacheとユーザーの両方で操作することができるようになります。

試しにhtml内にindex.htmlを作ってアクセスしてみてください。

cd /var/www/html
vim index.html
#TEST など書き込んでクローズ

まとめ

今回はApacheを導入しました。事前準備をしっかりと行っていたので、特に困ることなくサクサク進んだのではないでしょうか。

次はPHPを導入していきます。

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